こころのアルゴリズム、私にもください

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バーチャル発達障害者のおかしな人工知能論

身体とこころのつながりを感じた 3つの不思議なできごと

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こんにちは。発達障害当事者のなもなです。

「身体とこころはつながっている」という話を、あなたも耳にしたことがあるかもしれません。

私は以前そのつながりがわかりませんでした。

しかし、生きづらさから脱したいと試行錯誤する中で、身体とこころのつながりを信じざるを得ない出来事をいくつか体験しました。

そんな今回のお話を、ファンタジーやホラーのように感じる方もいるでしょう。

あくまで個人の経験談としておつきあいいただけると、なもな、とってもうれしいです!

肋骨の間から昔の怒りが湧き出てきた

結婚一年目。

周りから見れば、いちばん幸せそうな時期ですよね。

それなのに私はなぜかイライラしてしまい、仕事も家事も手につきませんでした。

加えて 原因不明の全身の痛みもありました。

 

ある日、気乗りがしないままキッチンの床掃除をしていると、突然 私の中の「リトルなもな(子供の私の自我状態)」の声がしました。

「オマエ(大人のなもな)だけ幸せになるのは、絶対許さない」

私はリトルなもなと一心同体のつもりだったので、そのように敵意を向られたことはショックでした。

でも、リトルなもなの絶望もよくわかります。

私はその気持ちを受け取ることにしました。

 

それからのことです。

私の左の肋骨の体側~背部がジンジン痛みだし、そこからリトルなもなの怒りが次から次へと流れ出てくるのを感じました。

それはとても恐ろしいものでした。

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しかし、今の自分にできることは、この怒りをあるがままに放出させることだと思いました。

そのため、痛みがはじまった時は静かに横になり、鎮まるのを待ちました。

何時間も続く痛みは、数日おきに数か月間続きました。

不思議なことに、痛みがおさまると、それまでカチカチだった肋骨の間に指が入るようになり、少し深く呼吸ができるようになりました。

気づいた瞬間に感じる血潮

リトルなもなと向き合う過程で、こんなこともありました。

ある日の早朝。

私はまどろみながら夢をみていました。

そして、はっきりとは覚えていないのですが、夢の中で私は

「他人を責めてばかりいたけど、もし自分が相手の立場になったら?」

というような、普段苦手としている類の思考をしていたようです。

 

すると、その思考と同時に、後頭部~首の付け根に堰を切ったような血液の流れを感じました

それは、ドク ドク、というより、ドッドッドッド…という勢いのある血流でした。

感じたことのない部位に、感じたことのない感覚が、今たしかに存在する。

それはとても不思議で信じがたい体験でした。

 

あまりに幻想的だったので、あれは夢だったのではないかと思い返したりもしました。

しかし、数か月後に 私と同じ体験をしている方を見つけたのです。

 最後に「もしかして、俺に何かあるのか?」と思った。

 ――その瞬間だった。首の後ろのあたりで、何かが移動したのだ。  

もう少し詳しく書こう。背中側の首の付け根のあたりから頭の後頭部の方に向かって、何かが流れて行ったのだ。ものすごい勢いで。一瞬の事だったが、思わず「うわっ」と声が出そうになったのを覚えている。別の言い方をするならまるであれは濁流。血液が塊となって流れていった衝撃だ。

 

出典: 私は『考える』ができるようになった瞬間の事を覚えている『「身障」「知恵遅れ」と呼ばれていた子供に起きた突然変異!』 - HyogoKurumi.Scribble

 

きっかけとなる思考も、血流の部位も驚くほど一致しています。

信じてもらえないかもしれないけど、やっぱりあれは夢じゃない。

現在はそう思っています。

シルバニアファミリーと見つめあって入ったスイッチ

身体をきっかけにこころの変化を感じはじめた私は、生きづらさ改善のために様々なことを試してみることにしました。

その一つが、子供の頃に買ってもらえなかったシルバニアファミリー(動物の人形)の購入です。

店頭で一体一体の目をみて、夫によく似たトイプードルの人形を買ってきました。

 

シルバニアファミリーの人形って、すごいんですよ。

どこから見ても、こちらを見つめているように感じます。

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私は、人形を正面に持ち、じーーーっと見つめてみました。

 

すると、左右の後頭部、ちょうど脳の視覚野とよばれるあたりにジワジワとした感覚がうまれました。

私はそのまま人形を見つめ続けます。

すると、左右のジワジワが中央に向かって伸びてきたような感覚がして、ついにはピーン!とつながったのです。

 

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それは一瞬のことでしたが、それから私は、人間の目を以前よりちゃんと見ることができるようになりました。

 

以上が、私にとっての真実の出来事です。

今回お話しした3つの体験で、生きづらさが劇的に改善したということはありません。

ただ、身体感覚との付き合い方がわかって、こころも身体も快調になってきたのは確かです。

 

より身体と通じ合うために整体にも通いはじめました。

また別の機会に 整体についてもお話しできればと思います。

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さいごまでおつきあいいただき、なもなはとってもとってもうれしいです!
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