アラフォー発達障害者、科目等履修生として大学へ(実践編1)
#科目等履修生
こんにちは。できれば目立たずに生きたい、なもなです。
今回は、シリーズでおつたえしている、私の科目等履修生体験記のつづきになります。
ようやく学生生活に突入します!
おつきあいいただけると、なもな、とってもうれしいです!
大学の科目等履修生担当部署には足しげく通おう
の記事でもふれていますが、科目等履修生の受け入れ窓口となる部署(教務または学務とよばれることが多い)にはくりかえし足をはこぶことをおすすめします。
なぜなら、日本の多くの大学では、科目等履修生はまだまだ「イレギュラー(変則的)な存在」であり、大学は科目等履修生が過ごしやすいようにお膳立てされていないからです。
在学中に、あなたは何度か避けようのないピンチに陥るでしょう。
しかし、事務担当の方に顔や名前がつうじていれば、そんなピンチの時でもすばやく切り抜けることができるはずです。
私のピンチ:レジュメ迷子事件と幽霊学生事件
とは言うものの、開講前の案内メールが1本、というのはあまりに情報が少なく、改善してもらいたいのが本音です。
おかげでこんな想定外の事件にあいました。
レジュメ迷子事件
初回の講義時に担当教官が言いました。
「レジュメ(教科書がわりのプリント)のデータは学内専用ネットワーク上においてあります。次回までに各自手元においておくように」
な、なんだって―!!
どこかにレジュメを閲覧するための端末があるはずですが、私は知りません。
教室の周りを見回したところ図書館があったので、藁をもつかむ気持ちでとびこみました。
そこでコンピュータ室の存在を教えてもらったものの、方向音痴の私が広大なキャンパスで迷子になったのは言うまでもありません。
やっとコンピュータ室にたどり着きましたが、「教務の窓口を経由しなければアカウントはつくれない」とのこと。
諦めかけつつも事情を説明したところ、特別に即対応していただくことになりました。
数日後、講義のない日に登校し、アカウントをもらいレジュメを印刷してギリギリ間に合いました。
このときは本当にあせりましたね。
幽霊学生事件
ある科目では担当教官が学生を指名するスタイルで講義がすすむことがわかりました。
これはやばいことになったのだ…私は戦々恐々としていました。
しかし、私の名前が呼ばれないまま指名は2巡目、3巡目にすすみます。
もしかしたら、私は履修登録システム(単位の申請や時間割の確認ができるシステム)に登録されていないから教官の名簿に名前がないのかもしれない。
ここまで推理したものの、さらなる迷いが私をおそいました。
・それを言う→次から指名されるようになるぞ。答えられなくて恥をかくかも
・言わない→指名されていないこととそれを黙っていたこと、ダブルでバレるととても感じ悪い
悩んだのち、教務担当窓口に相談しました。
すると窓口の方が担当教官に事情を話してくださり、結果、私は次の講義から晴れて指名されるようになりました。
めでたしめでたし?!
お膳立てされていなかったら、自分で動くしかない
このように様々なピンチに陥るたびに、当時の私は腹を立てていました。
科目等履修生は確立された制度であるはずです。
そして、高い入学金や授業料も払っています。
なのになぜこんな目にあわなければならないの?
大学は科目等履修生が困らないように対処しておくべき!と。
しかし、残念ながらお膳立てされていないのが現実でした。
そうわかったとして、
学びたいのは、誰ですか?
ほかでもない自分ですよね?
そして、
今 困っているのは誰ですか?
ほかでもない自分ですよね?
だったらどうしますか?
自分で切り拓くしかないのです!
はずかしくても、骨折りが多くても、やるんです。あなたが。
主体的な小人(あなたの中の こうありたいと願う部分)にふんばってもらいたいところですね。
素朴な疑問は学生支援窓口へ
ここでひとつ学生生活の裏ワザをおつたえします。
教務や学務は事務をつかさどる部署であるため、担当の方はいつも煩雑な業務に追われています。
そこに完璧なケアを求めるのは現実的ではありません。
そこで私が活用をおすすめするのが、学生生活全般を担当する「学生支援」の窓口です。
手続きの業務が比較的少ないので、窓口の方もそれほど忙しそうにはしていません。
私は駐車場の申請について学生支援窓口に相談したのですが、とてもていねいにおしえてもらえました。
さらには「本当は一般の学生専用だけど、あまってるから」と「学生のしおり」もいただきました。
しおりには地図やカレンダーがのっていて、たいへん役立ちました。
もっと早くほしかったです…。
学生支援窓口を最大限に活用すれば、学生生活はもちろん、単位取得後の仕事などについても特別な展開が待っているかもしれませんね。
さいごまでおつきあいいただき、なもなはとってもとってもうれしいです!
記事をよんだ今、あなたはどんな気分ですか?
もっと吸収したいあなたは、こちらの記事をあわせてお読みください。
それとも あなたも語りたくなった?どうぞいってらっしゃい。
↓↓↓またお会いしましょうね。