こころのアルゴリズム、私にもください

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バーチャル発達障害者のおかしな人工知能論

店員さんへの「どうもー♪」でコミュニケーションが1UPしたかも。

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ごきげんよう、なもなです。

今回は、発達障害当事者にとって鬼門である「あいさつ」についてお話ししていきますね。

あいさつって、かんたんなようでいて、つかいこなすのはむずかしいですよね。
おつきあいいただけると、なもな、とってもうれしいです!

 「発達障害者はあいさつできない」は本当か?

一般的に、発達障害=あいさつなどのコミュニケーションが不得手だといわれています。

単純ミス連発、あいさつできない…“大人の発達障害”どう向き合う

こういった記事を目にして傷ついた当事者の方もいることでしょう。

 

発達障害当事者には、不器用だけど誠実で良識があり、なによりまじめな方がたくさんいらっしゃいます。

そして、そういう方は「いろいろ苦手なことはあるけれど、後ろ指をさされないよう、せめてあいさつだけはしっかりしておこう」と考え、人一倍ていねいなあいさつを実践してこられたのではないでしょうか。


私も診断前からずっとあいさつへのコンプレックスがありました。

それを克服するため、部活動を選ぶとき、あえて礼儀の厳しいところにとびこんだりもしました。

そしてその後も、人生でほんの少しかかわるだけの店員さんや受付の方にもていねいに「ありがとうございます」と言うことを習慣としていました。

 

誤解している定型発達の方もいますが、ここまでなら発達障害でもできるんです。

だけど、それは言わば形式をなぞっただけ。

この先がむずかしいんですね。

 

私はふと考えました。

「ありがとうございます」って、文字数が多いし、なんだか敷居が高い。

店員さんとのやり取りにつかうには、なんだか杓子定規(すべてのことを一つの標準や規則にあてはめて処置しようとする、融通のきかないやり方や態度)な感じがしていました。

文字数を節約した分、こころをやりとりするすき間が生まれた

だから、あるときから店員さんへのあいさつを「どうもー♪」に変えてみました。

もちろん、はじめは勇気が必要でした。

敬語をつかうのをやめることで距離感が近くなりすぎるように感じ、自分を守る殻がなくなってしまうような怖さがありました。

 

でも、いざ「どうもー♪」を使ってみると、これがなかなかいい感じ。
文字数がすくない分、それまで「ございます」と言っていた時間で 受容的な表情をつくったり 相手の様子を観察する余裕ができるようになりました。


また、まるで自分が余裕のある人に変わったような自己暗示にかかります。
これは予想外のうれしい効果でした。

まとめ

私が「どうもー♪」をつかえるようになったのは、私がおばさんになったからかもしれません。

しかし、「どうもー♪」はおばさんの専売特許ではありません。

そんなのもったいない。

 若い人でもつかえる場面ではガンガンつかうと便利ですよ。

自分と相手の距離感や 場のフォーマル度をよみとってあいさつをつかいわけることで、真のコミュニケーションに一歩近づくのではないでしょうか。

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さいごまでおつきあいいただき、なもなはとってもとってもうれしいです!
記事をよんだ今、あなたはどんな気分ですか?
もっと吸収したいあなたは、こちらの記事をあわせてお読みください。

namo-na.hatenablog.com

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それとも あなたも語りたくなった?どうぞいってらっしゃい。
またお会いしましょうね▼▼▼